ぽんぽこぽん!サイエンス・コミュニケーターのぽんすけです。
お読みいただきありがとうございます。
この記事では、質問BOXからいただいたご質問に回答していきますね!
質問内容▼
声に関する研究がしたいのですが…休みがあと一週間ちょいで終わります。助けてください!
休みが一週間ちょい!!!
それはやべぇですね。
今回はお急ぎのあなたのために、一日で実験が終わる(頑張れば「まとめ」まで一日)のテーマをご紹介しますね。
・さっくりできて、簡単なテーマ
・ちょっと手間がかかるけど、高評価が狙えるテーマ
の2つをご紹介していきます!
声の自由研究テーマ案①「あいうえお」の波形を比較する
まずは、無料のオシロスコープ(声の波形を見ることができるアプリ)をダウンロードしてください。
オススメアプリ▼
・波形の観察(振駆郎:しんくろう)シミュレーション(PC用)
→学校の先生がよく利用するオシロスコープです。一番オススメ。
・Oscilloscope(Android)
→一番シンプルなオシロスコープです。
(Apple製品を持っていないので、iOS向きのオススメはわかりません。スミマセン・・・)
ダウンロードしたら、「あ」「い」「う」「え」「お」の波形を撮影してみましょう。
参考:実際に「あ」の音を撮影した画像(Oscilloscope(Android)により撮影・引用。)▼
5つを並べてみて、似ている部分、違う部分を文章で説明すれば、完成です。
基本的に、考察は自分で作り出すものですが、困っている方向けにちょっとだけヒントを出しておきますね!
考察のヒント▼
検索キーワード「あ え 波形」
次は、ちょっと手間はかかるけど、しっかり自由研究感が出るテーマです。
頑張れば1日で終わります。
レポート案▼
声の自由研究テーマ案②「あいうえお」と友達に言ってもらって、比較する
同年代の友達に協力してもらいます。
必要なのは、男3名以上、女3名以上。
↑で紹介したように、それぞれの友達の「あ」と言ってもらい、波形を5回、撮影してください(6名×5波形=30枚の画像が集まります)。
そうしたら、男グループの波形と女グループの波形を比べてみましょう。
男に特徴的、女に特徴的な波形が見えてくるはずです。
あとは、特徴的な波形は「これだ!」と言えれば考察は完璧です。
※追記※
追加実験も作りました!
余談「声じゃなくいいから、とにかく早く終わらせたい!場合」
余談ですが、「声じゃなくてもいい!とにかく早く終わらせたい!」という場合は↓のテーマを参考にしてください。
作業時間が1時間以内、人と被りにくい実験を集めました。
→掲載されている草さえあれば、20分以内で実験が終わる。中学生向き。
・【100均素材のみ】おきあがりこぼしの作り方と原理【勝手に自由研究】
→作品完成には1日かかるが、実質の作業時間は1時間。作品展示が必須ならオススメ。レポートに原理がまとめやすい。
・水・洗剤・油で比重実験!カラフルな層ボトルを作ってみよう【自宅で自由研究】
→素材が集まれば10分で終わる実験。展示も可能。中学生向き。
→作業時間は30分。放置が3時間。見た目がおしゃれで、周りにウケる。
・豆腐作りは化学実験?!「豆乳」と「にがり」から豆腐を作ってみた【勝手に自由研究】
→料理の自由研究がOKならオススメ。作業時間は30分以内。原理が難しいので、考察を書くのは難しい
もし、まとめ方に困ったら自由研究のまとめ方【定番】5選!レイアウトをまるっと紹介を参考にしてみてください。
また困ったことがあったら、質問してくださいね。
あなたの参考になりますように。
関連記事▼
理科の自由研究で音の実験をしたいのですが、1日で終わるものではなく、長い期間を使って実験をしろと言われました。実験の方法やヒントを頂けますか?
書くところを間違えました。
大変申し訳ございませんでした。
学校からはだいたいchromebookが貸し出されていて
勝手にソフトが入れられないので下記のURLにアクセスしましょう
https://academo-org.translate.goog/demos/virtual-oscilloscope/?_x_tr_sl=en&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=sc
この実験の考察の書き方がわかりません。おしえてください
ぽんすけです。こんにちは!
考察の書き方についてですが、考察はあなたの実験結果からご自身で作り出さなくてはいけません。
記事内にあるヒントを利用するか、下記の考察テンプレートリンクを参照してみてくださいね!
https://www.ziyukenkyulab.com/consideration-template/
突然すみません
科学研究でこのサイトを参考にさせていただこうと思い、振駆郎を使おうと思ったのですが、
『教育機関以外でのご利用の場合は、「成果物利用申請」が必要です。~』
的な文章が書かれてあります。これは科学研究で勝手に使用してもよろしいのでしょうか?返信して頂ければ幸いです。
ぽんすけです。コメントありがとうございます。
振駆郎DLページの『成果物利用申請はこちら』というボタンをクリックし、「成果物利用申請について」という項目を確認してください。
こちらの「成果物利用申請書の提出が必要無い場合」に該当すれば申請は不要です。
大変申し訳ございませんが、これ以上の内容をお答えすることはできません。
詳細は国立教育政策研究所様にお問い合わせください。