ぽんぽこぽん!ぽんすけです。
お読みいただきありがとうございます。
本日の記事は、「ロウソクの科学の「毛細管現象」実験やってみた」「ロウソクの科学「飛ぶロウソクの火」実験やってみた」「ロウソクの科学の「上昇気流」実験やってみた」に引き続き、『「ロウソクの科学」の実験をやってみた』シリーズ第4弾。
ロウソクの科学(角川文庫 / 30ページ)に掲載されている「ロウソクの炎の影」の実験をお話していきます。
この記事でも、やり方と簡単な解説をしていきます!
(しくじり話は標準搭載することにしました。)
では、はじまりはじまり~☆
実験の画像を紹介
まずは、撮影した写真をどうぞ!
明るい炎が、一番暗い影を作っているのがわかります▼
お次は実験のやり方をお話していきますね!
実験のやり方
準備するもの
・大きいロウソク
なるべく大きいものを用意してください。
バースディ用のロウソクだと、小さすぎて観察しづらいです。
ぽんすけは50号のロウソクを使いました▼
日本香堂 毎日ローソク 50号 2本入 [95533] (/H)
・白い画用紙
・ライト(LEDライトがオススメ)
手順
1)ロウソクを「1分」燃やしておく
ロウソクに火をつけてください。
そして、1分待つ!
待つことで、炎が安定します。
注意点は・・・換気扇を止める!
炎がゆらめいてしまう原因はなくしてください。
2)白い画用紙をロウソクの後ろに置く
タイトルまんまなのですが、白い画用紙をロウソクの後ろにおいてください。
画用紙でなくても、白ければOK。
コピー用紙でも大丈夫です。
3)ロウソクにライトを当てて、画用紙に影を作る
ロウソクにライトを当てて、画用紙に影を投影します。
ここで、注意点!
ライトの光が弱いと、観察ができません。
「スマホのライト」では光が弱すぎて、無理!
強めのLEDライトがオススメです。
懐中電灯や自転車用のライトによく使われています。
ぽんすけは、100均(セリア)に売られていたLEDライト(商品名:9SMD&1LED BOXライト)を使いました。
ライトの光を影にあてると、画用紙に炎の影がみえますよっ。
実験の解説
この実験では「ロウソクの一番明るい炎に、一番濃い影ができる」という観察ができます。
よく考えたらすっごく不思議!
この濃い影ができる理由は・・・
ロウソクが燃えてできた『スス』があるから
です。
ロウソクは燃えると、スス(黒いつぶ)を発生させます。
ススは炎で燃えると明るく光るのですが、炎の中のススはすぐには燃えつきません。
燃えつつあるススが、影を作っているのですね。
※「明るい炎に『スス』が含まれている」という証明は「「ススの取り出し」実験をやってみた」をチェックしてくださいね。
「ロウソクの科学」に掲載されている実験の中では、かなり安全にできる実験です。
ぜひ、やってみてくださいねっ。
しくじり話「映らない影」
終わりはしくじり話。
この実験が成功するかどうかは、ライトの光の強さと光の当て方で決まります。
実験をするにあたって、取り急ぎ、スマホライトでやってみることにしました。
・・・
・・・映らないんだな、これが。
肉眼では、すこーしだけ影ができているように見えるのですが、写真撮影では影が映りません。
ここから、ライト探しの旅が始まります。
家の懐中電灯(間接照明も兼ねてる)で試しに、再トライ。
パナソニックさん頑張ってください。
・・・
う つ ら な い ッ。
戸棚を探してみると、夜のお散歩用のLEDライトを発見。
今度こそ、パナソニックさん頑張ってっ!
パナソニックぅううっっ!!!!orz
※風評被害です。どちらも我が家で大活躍してるとてもいい商品です。
その後、角度を変えることでどうにかなるかなぁとチャレンジしたのですが、うっすらしか映らない。
・・・
ぽんすけ、めげた。
ということで、「ロウソクの科学「上昇気流」実験やってみた」に引き続き、実験プロ「ハシビロ先生」に相談。
ぽんすけ:「かくかくしかじか・・・映らないんです・・・」
ハシビロ先生:「もっと光が強くないと難しいですね。ところで、実験スタジオの照明は何を使っているのですか?」
※自作実験スタジオ▼
ぽんすけ:「あっ」
ぽんすけ:「超強力LEDライトです」
ハシビロ先生「・・・(そこに気づけよ)」
前回に引き続き、いい感じに蔑むような視線を感じたぽんすけでした。
実験がうまくいかなかったときは、強いライトを使ってくださいね!
おあとがよろしいようで。
つづき▼
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