ぽんぽこぽん!
サイエンスコミュニケーターのぽんすけです。
お読みいただきありがとうございます。
文部科学省国立教育政策研究所「親の所得・家庭環境と子どもの学力の関係」の調査によると、子どもの学力と親の学歴レベル(特に母親の学歴)には関係があるとされています。
では、学校で選ばれる自由研究を作ったり、コンクール入賞をする子=親の学力レベルが高いのでしょうか?
正直、気になる!でも、残念ながら、明確なデータはありませんでした(ぽんすけ調べ)。
ですが、今までさまざまな自由研究を見てきて・・・個人的にわかったことがあります。
自由研究コンクールに入賞できる子=親の学力レベルが高いとは限らない!
正直なところ、親の学力レベルうんぬんよりも、もっと大事なことがあります。
では、自由研究コンクールに入賞する子には、本質的にどんな特徴があるのでしょうか?
それは・・・
自由研究コンクールに入賞する子の特徴
1)楽しく一緒に自由研究をする仲間(=親)がいる
2)ノウハウを持っている人が周囲にいる
です!
詳しく話していきますね!
入賞できる子=一緒に楽しむ仲間(親)がいる
まずは、入賞する子の特徴、その1。
楽しく一緒に自由研究をする仲間(=親)がいる
そもそも高評価を取れる自由研究は、本人が楽しんで取り組んでいる自由研究です。
自由研究を一人で完成させるのは、とても大変です。
でも、一緒に楽しんでくれる人がいれば、意外とどうにかなるものなんです。
せっかくなので、具体的なお話をさせてください。
東京都の八丈島にある三原中学校のサイエンス部が、東京都のコンクールで最優秀賞に輝きました(参考:読売新聞教育ネットワーク公式サイト)。
最終的には学生科学賞で文部科学省や優秀賞を獲得しています。
この記事を読んでいただくとわかるのですが、「受賞はチームワークのおかげ」と受賞者がお話しています。
もう一つ、具体的なお話。
自由研究コンクールの文部科学大臣賞を受賞した方のお母さまと、お話をする機会がありました。
その方とお話して、もう、肌で感じました。
お子さんと同じくらい、むしろそれ以上の自由研究への、熱量。
むしろ、愛。
お子さんと一緒に全力で自由研究を楽しんでいるのが、ちょっとお話しただけでわかっちゃうんです。
ということで、入賞する子の特徴、その1は、
楽しく一緒に自由研究をする仲間(=親)がいる
でした!
では、お次は2つ目の条件のお話・・・といく前にCM!
周囲に実験をまとめるまでの『ノウハウ』を持っている人がいる
入賞するために必要な条件、その2。それは・・・
周囲に自由研究をまとめる『ノウハウ』を持っている人がいる
です。
自由研究にガッツリ取り込んでみるとわかるのですが、自由研究って、まとめるまでがすごーく大変なんです。
なんとなーく実験したって、失敗は当たり前。
じゃあ、失敗の原因を探さなきゃいけないのですが、原因を知るためには、深い知識が必要だったりします。
そもそも結果と考察って何?ってことだってありますよね。だって、学校で習わないですもん!
実際、中学生からもご質問いただいたことがあり、思わずテンプレートを作ってしまいました。
でも、実は、自由研究のノウハウを持っている人は、自由研究をやる前から、最終的にどんなレポートにまとめるか、ある程度決めた状態で自由研究を始めます。
逆に言うと、結果と考察をまとめられなそうな自由研究には、チャレンジしないです。
しかも、想像と全然違う結果が出ても、そこから上手に考察し、新しい自由研究テーマを作ることができます。
ということで、入賞するために必要な条件、その2。それは・・・
周囲に自由研究をまとめる『ノウハウ』を持っている人がいる
です。
もし、自由研究のノウハウが必要だったら、自由研究サポートサービスをご利用くださいね!
サイエンスコミュニケータのぽんすけが全力でお手伝いいたします。
おあとがよろしいようで。
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