ぽんぽこぽん!ぽんすけです。
お読みいただきありがとうございます!
ブログ産休をいただいていたぽんすけですが、ツイッターには毎日出没しておりました。
そんな、ある日のことです。
新生児の娘のギャン泣きが止まらなくて、現実逃避していたぽんすけ。
こんなことを思いついてしまいました。
ぽんすけなら、『生徒に水を1リットル飲んでもらって、体重計に乗ってもらう』かなーとか思いながら読んでたのですが…
本当に、水を1リットル飲んだあとに、体重は1キロ増えるんだろうか??
おら、やりたくなってきちまったぞ。 https://t.co/mV080TevLN
— 自由研究ラボ(ぽんすけ) (@ziyukenkyu_lab) July 11, 2019
理論上は、1kgの水を飲んだら、体重が1kg増えます。
でも、実際に、目の前で、1kg体重が増えたのを見たことはありません。
素晴らしい現実逃避ネタをゲットです!
ということで、本日の記事は、
『実際に麦茶1kg飲んだら、本当に体重は1kg増えるのか?』実験です!!
結論から言うと・・・
750gしか増えなかった!!!
今回の記事では、実際にやった人体実験をご紹介しつつ、
なんで、体重が750gしか増えなかったのかを考えていきます。
※注意※
水1kgは飲み切るのが大変です!
実験をしてみたい方は、麦茶をオススメします。
(水でやろうとしたら、吐きそうになったぽんすけでした)
はじまりはじまり~
実際に、麦茶を1kg飲んでみた「体重が1kgしか増えない!?」
1kgの麦茶を用意しました(容器の重さを除いています)。
キンキンに冷やして、ビールみたいに一気飲みできるように準備!
実際に1kgの麦茶を目の前で作ってみると、圧巻。
次に体重を測定します。
ぽんすけの体重は7.85 kgです。
・・・え?
誰がなんと言おうと、7.85kgです。
さて、これから1kgの麦茶を飲んだ場合、
体重が8.85kgになれば、理論通りということになります。
いよいよ、こぼさないように細心の注意を払って・・・
一気に飲みます!
ごくごくごくごく・・・ぷはぁ!!
ごちそうさまです。
2分弱で飲み切りました。
すぐに、体重を測定します。
結果は・・・ほいっ!
先ほどのぽんすけの言葉を覚えてますか?
体重が8.85kgになれば、理論通りということになります。
しかし、結果は、8.60kg。
・・・あれぇ!?
250gどこに行った・・・っ!!?
消えた麦茶(250g)の行方を考えてみる
1kgの麦茶を飲んだのに、750gしか体重が増えなかった!
というこの実験。
「250gの麦茶はどこへいったんだ・・・?」
理由がわからず、困ったぽんすけは、ツイッターの住人達の力を借りました。
すると、続々とアイディアが!
1)電子てんびんで1kgでも、体重計で本当に1kgになる?
まずいただいたアイディアがこちら。
失礼します
体重計の1kgでも秤と同じように1kgは量れますか?
体重計でも同じく1kgなら本当にどこに行ってしまったのでしょう…— ます🐧教育・写真垢 (@masupyom) July 12, 2019
たとえば、てんびんで1kgだったとしても、体重計では750gかもしれない。
ということで、追加実験!
【実験方法】
1)自分の体重を計測する。
2)電子てんぴんで1kgの「おもし」を作る
3)「おもし」を持って体重を計測する。
4)最初の体重から1kg増えていれば、OK
やってみました!
まずは、体重を測定します。
8.15kgですね。
ここで、容器+水で1kgの「おもし」を用意。
では、「おもし」を持って、体重計に乗ります。
毎日15kgの3歳児を抱えているぽんすけには、余裕の重量!
どきどきどきどき・・・・
9.15kgです!
最初の測定で8.15kgだったので、
ぴったり1kg増えました。
電子てんびんの1kgのものは、体重計でも1kgになるようです。
2)不感蒸泄かも?
次にいただいたアイディアがこちら!
不感蒸泄かな?
— MercuryLOVERS☆ (@2828saga2019) July 12, 2019
不感蒸泄とは、皮膚や呼気から水分が失われる(汗は除く)現象のことです。
1日900mlも体から失われるとのこと。
人間って生きてるだけで、たくさんの水を消費してるんですね。
さて、今回の実験で、影響があったかを考えてみます。
今回の実験は、10分くらいで終わりました。
実験中に失われた水分は10ml弱。
実験中の不感蒸泄は少なそうですが、0ではないですね!
3)体重計に誤差があるのでは?
次にいただいたアイディアがこちら!
物理的な変化(排泄・発汗)はないと仮定すると、体重計の誤差が原因であると推察される。
電子体重計は人体に電気を流して体重を測定しているので、体重計本体の電流計器機能の不足による誤差ではないかと。 https://t.co/PU6YAp0UXi— ふっくん/森の案内人 (@fukufukufukkun) July 12, 2019
体重計に誤差があるかも・・・ということですね。
ためしに、取扱説明書を読んでみると・・・
「±100 gの誤差があります! 」
とすみっちょにちっちゃく書かれてました!!
これは無視できない誤差ですね。
【まとめ】消えた麦茶の行方「正確なことはわからない!」「ならば次の実験だ」
「1kgの麦茶を飲んでも、体重が750gしか増えなかった」実験、いかがでしたでしょうか?
なんでこんなことが起こったんだ!?という原因には、次のようなものが考えられました。
1)不感蒸泄
2)体重計の誤差
特に、体重計の誤差が怪しいですね。
実際のところ、何が原因かは・・・わかりません!
でも、一つだけ。
この実験で、一つだけわかったことがあります。
麦茶をただ飲んで、体重を測る。
たった、それだけ。
でも、
そこには、
理論だけでは説明できない、謎が隠されていた!
たったこれだけのことでも、なんでだろうと真剣に考えれば、
それは立派な自由研究になります。
え?
答えがわからないことにモヤモヤしますか・・・?
では、モヤモヤした方は、ぜひご自身で実験してみてください。
こんなセリフがあります。
「科学ではわからないこともある」じゃねえ
わからねえことにルールを探す
そのクッソ地道な努力を
科学って呼んでるだけだ……!!
(Dr.STONE 第1巻より抜粋)
ぜひ、地道に繰り返し実験をすることで、この謎を解き明かしてください!
おあとがよろしいようで。