こんな人にオススメ▼
「自由研究を高評価にしたい!」「入賞したい!」と思ってる人
「自由研究ってテストみたいに点数ないけどどうやって評価されるの?」って思っている人
ぽんぽこぽん!ぽんすけです。
お読みいただきありがとうございます。
夏休みの定番自由研究!重めの宿題で、ちょっと面倒ですよね。
だけど、学校によっては優秀作品が選ばれたりします。
せっかくなら、高評価になる自由研究をしたい!
頑張って、入賞したい!
そんな気持ちをお持ちではないでしょうか?
でも、ここであなたに困っちゃう。
「どういう自由研究が評価されるの?」
さらに、こんな疑問もありませんか?
「そもそも自由研究って、通知表に反映されるの??」
多くの場合、自由研究の評価基準は開示されていません。
そこで、今回のお話は、お困りのあなたのために、現役の理科教員に「自由研究の評価のされ方」をインタビューしてきたお話です。
結論から言うと・・・
学校での自由研究の評価ポイント▼
・国が一律に決めた評価基準はない
・学校の公式ホームページに評価基準が掲載されているかも
・学校の先生に評価ポイントを聞いちゃうのが手っ取り早い
・企業主催のコンクールの評価基準を参考するのも○
高評価になる(入賞できる)自由研究の特徴▼
・自分が経験したことをきっかけとしたオリジナルテーマである・実験や観察を通じて、知りたいことを一生懸命調べている
・研究の目的と結論が対応している
・参考にした本やウェブサイトをちゃんと書いてある。引用部分がわかる
(・学校の授業で習ったことに関連している)
・楽しそうにやった自由研究
※有名コンクールに入賞するなら自由研究の動機を最低でも5分語れる。
低評価になりがちな自由研究の特徴▼
・ネットの自由研究をマネして、考察・感想を書いただけである
・実験の原理などで、引用なしに本やネットからコピペされている
・仕方がなく辛そうにやった自由研究
です!
今回の記事でも、いつものように専門用語は一切ナシ!
会話形式でお話していきますね。
では、はじまりはじまり~☆
この記事は現役の理科教諭へのインタビューをもとに、「ハシビロ先生とぽんすけ」の会話風に再構成されたお話です。
ハシビロ先生もぽんすけもフィクションのキャラクターであり、実在の人物と一切関係ありません。
あらかじめご了承ください。
そもそも自由研究の評価基準は?「公式には無い!学校ごとに違う」
▼登場人物▼
ぽんすけ:自由研究大好きタヌキ。
ハシビロ先生:実験と自由研究のプロ。現場・命。
さぁさぁ、自由研究の評価のされ方を赤裸々にいきましょう!
個人的に一番気になるところは・・・自由研究ってどういう風に成績がつくんですか?
っていうかどういう風に通知表に反映されるんですか?
勢いがついているところで申し訳ないのですが、自由研究には国による一律に決まった評価基準はありません。
つまり、どういう風に成績がつくかは学校や先生によって違います。
・・・ぇええええ!?
文科省(学校の成績のつけ方を決める国の省庁)に「自由研究の評価の仕方」という項目はないんです(参考:小学校学習指導要領【理科編】)。
「自由研究を成績に反映しなければいけない」とも書かれていません。
えっ?えっ?
でも、宿題で出てるからには通知表には反映されるんですよね?
基本的には反映されるでしょうね。
一番反映されやすいのは「主体的に学習に取り組む態度(旧:関心・意欲・態度)」の部分でしょうか。
ただし「主体的に学習に取り組む態度」の得点配分のうち、自由研究にどのくらいのウェイトを占めているかは、私にはブラックボックスです。
どうしましょう・・・この企画自体、ボツになる予感が・・・
自分の学校の評価基準の調べ方「HPを見る or 直接聞く」
つまり「通知表にどうやって成績をつけるか」が書かれているんです。
自由研究コンクールでの評価基準
でも、評価基準を推測することはできます。
文部科学省が後援しています。
このホームページの「自由研究攻略マニュアル」という項目に、自由研究のやり方が掲載されています。
ほとんどの自由研究が攻略マニュアルにのっとっています。
結局、どんな自由研究が評価されるの?
うーん・・・ぐるぐるしてきました
結局、どんな自由研究だと高評価なんですか?
あくまで個人的な意見ですよ。
高評価になる自由研究の特徴▼
・自分が経験したことをきっかけとしたオリジナルテーマである
・実験や観察を通じて、知りたいことを一生懸命調べている
・研究の目的と結論が対応している
・参考にした本やウェブサイトをちゃんと書いてある。引用部分がわかる
(・学校の授業で習ったことに関連している)
・楽しそうにやった自由研究
低評価になりがちな自由研究の特徴▼
・ネットの自由研究をマネして、考察・感想を書いただけである
・実験の原理などで、引用なしに本やネットからコピペされている
・仕方がなく辛そうにやった自由研究
ウナギのタレの成分表示をもとに糖分と塩分を計算で求めるなど、持っている知識をフル活用してとても論理的な実験ができていました。
全国小・中学生作品コンクール理科部門受賞作品紹介・講評より
まとめ
今日のまとめ▼
・一律に決まった評価基準はない
・学校の公式ホームページに評価基準が掲載されているかも
・学校の先生に評価ポイントを聞いちゃうのが手っ取り早い
・企業主催のコンクールの評価基準を参考するのも○
以上!現役の理科の先生へのインタビューまとめでした。
・・・
・・・
ホントのホントの最後。
ここまで読んでくれたあなたにだけに贈る、小話です。
「大きいコンクールに入賞できるくらいに、めちゃくちゃ高評価になる自由研究の基準を、具体的に教えてください!」って理科の先生に聞いてみました。
そしたら・・・
理科の先生「実験の目的を最低でも5分語れる自由研究です。」
とのことです。
コンクール突破には、自由研究への深い愛が必要!
あなたが「心の底から気になってること」を自由研究テーマにしてくださいね。
おあとがよろしいようで。
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