この記事でわかること▼
木製の貯金箱キットを作るときに、小学生が失敗しがちなポイントとその回避方法
ぽんぽこぽん!サイエンスコミュニケータのぽんすけです。
お読みいただきありがとうございます。
貯金箱づくりは夏休みの定番工作ですよね。
貯金箱専門のコンクール(ゆうちょアイデア貯金箱コンクール(外部リンク))もあり、たくさんの子供たちがチャレンジする工作でもあります。
でもでも、貯金箱を自力で作るのは、かなり大変。
子供と楽しく工作するためにも、キットを使おう!と思うのは当たり前・・・なのですが!
貯金箱のキットを使うときに、いくつか注意点があります。
この記事では、通販サイトで常にランキング上位の家型貯金箱「ちょっ金ハウス」を例に、貯金箱キットによくある失敗と、それを防ぐためのポイントをご紹介します。
はじまりはじまり~☆
組み立てる木がどれかわからない「付箋に番号を書こう」
工作キットを出すと、たくさんの材木が入っているのですが・・・正直どれも似たり寄ったりの形です。
そこで、よくある失敗が・・・組み立て方を間違って完成させられない!という点。
もちろん、設計図には「〇〇センチの木を使ってね」などと書かれているのですが、ミリ単位の差だったり、ぱっと見て判断ができない場合も多い。
そこで、オススメなのは木に付箋(もしくはマステ)を貼って番号を振る方法。
多くの場合設計図に番号が掲載されています。
対応するように木に番号をふれば、間違いません。
組み立て終わったら、付箋やマステをはがせばOK。
テーブルがボンドだらけ「新聞紙とウェットティッシュを用意しよう」
筆者が「ちょっ金ハウス」を作ってみたところ、キット内に含まれているボンドの接着力が、一般的な木工ボンドより強かったです。
キットを素早く作るときには、ありがたいのですが…小学生がキットを使うと、どうしてもボンドがテーブルについてしまいます。
キットのボンドがテーブルにくっつくと、強力に接着する分、掃除がしづらいです。
新聞やチラシを敷いてからキット作りをしてください。
また、ボンドがテーブルについても、固まる前にウェットティッシュでさっと拭くだけで取ることができます。
キットを作る前に、新聞・ウェットティッシュを準備すると、片付けが楽ですよ!
ボンドがはみ出てうまく塗れない「つまようじで削ろう」
子供あるある「ボンドをつけすぎて、はみ出る!」問題。
ご経験があるのではないでしょうか?
ボンドがはみ出ると、見た目が悪くなるだけではなく、乾燥に時間がかかり、作業を中断せざるをえなくなります。
そこで、オススメなのがつまようじで余分なボンドを取り除く!
ボンドを削るようにつまようじを滑らせれば、簡単に取ることができます。
ボンドで貼り付けても木が浮いてくる「マスキングテープで補強しよう」
木をボンドで貼り付けるとき、貼り付け面が狭いと木が浮きます。
この浮きが大きすぎると、次第と隙間が広がっていき、木が取れてしまうことも。
そこで、オススメなのが「マステ補強」。
接着面の周囲をマスキングテープで補強し乾燥させれば、木の浮きを最小限におさえることができます。
十分に木が接着したら、マスキングテープをはがせばOK。
※セロテープでも補強できますが、接着力が強く木から取りづらいです。マステ推奨。
ぜひ、ここに掲載したポイントを押さえて、貯金箱キットを楽しんでくださいね!
おあとがよろしいようで。
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