ぽんぽこぽん!ぽんすけです。
お読みいただきありがとうございます。
なんだかんだで主婦なぽんすけ。ぶきっちょとはいえ、料理はします。
その日も、ごはん・味噌汁・お魚というTHE和食なごはんを作りました。
そして、1日終わり。
あることに気づきました。
【問題】何が起こってるでしょうか??
ヒント:そこつ者 pic.twitter.com/vJKPhl0eoT
— 自由研究Lab.(ぽんすけ) (@ziyukenkyu_lab) 2020年2月28日
この、なんの変哲もないコンロの写真。
実は、ぽんすけの「そこつ者」感がよーーーーーーくわかる画像です。
・・・
・・・何が起こっているかわかりましたか?
本日の記事は「自宅で炎色反応!」。
特定の物質で炎の色を変える技を、自宅で安全に実施する方法をご紹介します。
・・・え?コンロに何があったかわからないって?
チャンネルはそのまま「成功編」まで!!!
はじまりはじまり~☆
※成功編は「成功!自宅で『炎色反応』実験【塩・ミョウバン・ホウ酸】」を読んでみてください!
炎色反応する物質を準備してみた「塩・ミョウバン・ホウ砂」
まずは、燃えたときに色が変わる物質を集めます。
薬局やスーパーで購入できる物質たちはこの3つ!
このブログではおなじみ、焼きミョウバン!!!
カリウムが含まれているので、炎は紫色になる(はず)。
スーパーのお漬物コーナーに売られています。
お次は、ホウ砂!お掃除などに使う粉です。
ホウ砂には、その名の通りホウ素が含まれているので、緑色になる(はず)。
薬局に売られています。
お料理の必需品、お塩!!
こちらはナトリウムが含まれているので、黄色になる(はず)。
この3つを燃やして、ぷちレインボーな炎を自宅でチャレンジ!!!
炎色反応の実験準備をしてみた! 「びっくり手軽!」
今回は、「キッチンで炎色反応※」さんを丸パクリ参考に実験を進めていきます。
※こちらのサイトでは多くの化学実験を丁寧に紹介しています!気になる方はぜひチェックしてみてください。
まずは、脱脂綿を用意して、指先でつまめる程度に丸めます。
その名もコットン玉!
(脱脂綿は化粧用コットンでもOKです!)
無水エタノールを準備。
それぞれのコットン玉にエタノールをしみこませます。
コットンがすごい勢いで、エタノールを吸収していきます。
そして、そこにあるのは、スピリタス(超高濃度なお酒)の香り!!!
飲みたい
お酒が苦手な人は、換気扇の下などでの作業をオススメします。
コットン玉をアルミカップの中に入れて、アルミカップの下には陶器を置いておきます。
ここに、それぞれの粉をふりかけていきます。
ここで、問題です。
どれがどの粉でしょうか??
・・・
・・・
全部「真っ白な粉」だから、どれがどれだかわかりませんよね!!!
たぬきもわかりません。
でもでも、この「真っ白な粉だから、どれがどれだかわからん!」という発想は、炎色反応を理解するのに、すごく大事なのです。
実は、炎色反応って、物質の正体を見抜くためにも使われます。
たとえば、謎の粉を燃やして紫色なら、「カリウムが含まれているかも?」なんてことがわかるのです。
炎色反応は「花火の色をつける」だけではない、科学的にも重要な反応なのです。
なーんて、ちょっと、いんてりじぇんすな話をしつつ、いよいよ炎つけます!
あ、もしも、めっちゃ燃えてしまったときのために、濡れ雑巾はご用意くださいね!
物質たちを燃やしてみた!「あれ…?色が変わらない…」
チャッカマンで、4つのコットン玉に火をつけていきます。
燃えた!!!!
ここでそれぞれのコットン玉のネタバレ。
左上:ホウ砂(緑)
左下:焼きミョウバン(紫)
右上:何もなし
右下:塩(黄)
もう一度見ます。
何も入れていないアルコールのみ(右上)の炎と他の炎を比べてみます。
右下(ナトリウム:黄)は黄色いけど・・・左上のと色の違いが謎。
左上(ホウ素:緑)は、緑のかけらもありません。
左下(カリウム:紫)はほんのり青い?でも違いがはっきりわからず。
・・・
・・・
え、これ、色、変わったの・・・?
いやいや、もしかしたら時間が経てば変わるのでは・・?!
ということで、1分弱待ってみました。
変わってない!!!
そこで、改めて「キッチンで炎色反応」さんの画像を確認します。
ぜひ、見てみてください。
美しい炎たちがアルミカップの上を舞っているのです。
・・・
・・・
悲しくなったたぬきは、そっと濡れ雑巾をかぶせるのでした。
「自宅で『炎色反応』実験!」続編につづく
次回、たぬきはちゃんと自宅で炎色反応できるのか!?
試行錯誤して、自宅での炎色反応を達成していく悪戦苦闘をお楽しみに。
余談。
ここまでの話で、たぬきの「そこつ者」ポイント、わかりましたか?
【問題】何が起こってるでしょうか??
ヒント:そこつ者 pic.twitter.com/vJKPhl0eoT
— 自由研究Lab.(ぽんすけ) (@ziyukenkyu_lab) 2020年2月28日
つづく!
参考:キッチンで炎色反応