ぽんぽこぽん!ぽんすけです。
お読みいただきありがとうございます!
みなさま、「プログラミング教育」という言葉を聞いたことはありますか?
あんまり、耳慣れない言葉だと思います。
ぽんすけも、つい数年前まで全く聞いたことのない言葉でした。
しかし!
小学生以下のお子さんをお持ちの方であれば、
ニュースなどで、こんな話を小耳にはさんだ方もいるのではないでしょうか?
2020年から小学校で「プログラミング教育」が必修化する!
ちなみに、それを聞いたぽんすけの反応は、
「なんだそれ?」
です。
当時のぽんすけの持つ「プログラミング」のイメージは、
スマホアプリとか、ゲームを作るときに必要になる、難しそうなパソコン作業
といったところでした。
小学校といったら、国民全員が受ける義務教育。
義務教育の中で、必修化。
「プログラミング教育の必修化」と聞いて、ぽんすけが思ったこと・・・それは、
「確かに、今の生活からアプリは必需品!プログラミングって身近かもしれない」
「けど、みんながみんな、プログラミングなんて、知らなくてもいいんじゃないの?」
です!
もし、ぽんすけに子供がいなければ、
「ふーん、今の小学生はやることいっぱいで大変だなぁ・・・」とか思って、
そのニュースをスルーしていたでしょう。
しかし、ぽんすけの息子は、現在3歳!
彼が小学校に入学するころには、確実に「プログラミング教育」が始まっています。
そして、「なんで?なんで?」が大好きな息子が小学校に入学したら、
勉強というものを義務的にやらされる子供が思う疑問を、
ぽんすけに向かって言い放つ。
そんな、未来が見えます。
そう、これです。
「勉強って、なんで必要なの?」
自分が経験してきた科目(国語、算数など)については、
息子に「なんで必要なの?」と聞かれても、自分なりの回答ができます。
ですが、
「プログラミング」を経験したことがないぽんすけは、
「プログラミング(教育)がなぜ必要なの?」には答えられる自信がない!
これはまずい。
できる限り、息子の持った疑問には、自分なりの回答ができるようになりたい。
だって、
「なぜ必要か」が全くわからないまま、
義務的にやらされる勉強ほど、苦しいものはありません!
ぽんすけの願いは、
息子には(できれば)勉強を楽しんでほしい!
息子が勉強に苦しむ姿を見たくない!
です。
そこで、ひらめきます。
そうか、
ならば、
ぽんすけ自身が「プログラミング」を経験すればいいではないか!
そして、自分で「プログラミング(教育)」の必要性を感じてみよう!
ということで、本日の記事は
プログラミングに触れたことのない主婦(ぽんすけ)が、
0からプログラミングを学んでみて、
「わかったこと」「感じたこと」のお話をしていきたいと思います。
先に結論から話すと、
「プログラミング教育」は、息子が就職したときに、
営業職でも、事務職でも、技術職でも・・・
「どんな職種でも活用できるスキル」を身に着けられる「すごい教育!」
と感じました。
では、はじまりはじまり☆
プログラミングサイト「Scratch」 でゲームを作ってみた
さて、いざ「プログラミング」を経験してみよう!と思っても、
なーんも知識のないぽんすけは何をすればいいかわかりません。
ネットの海で「超初心者 プログラミング」などと調べても、イマイチ難しい。
ということで、図書館や本屋さんに足を運んで「小学生向け」のプログラミングの本を探してみたところ・・・
ぽんすけでも理解できそうな本を発見しました!
この本1冊とScratch(https://scratch.mit.edu/)という無料のプログラミングサイトで、ゲームが作れるとのこと。
しかも、小学生対象の本だから、ムズカシイ言葉も一切使われてない!
作業画面が全部カラーで表示されていて、超丁寧!
これだ!!!
まさしく、求めていたものでした。
ということで、毎日ちまちまと本を読みながらゲームを作成してみました。
Scratch(https://t.co/vAlf8Mh4O2)という教育用プログラミング言語で勉強がてら簡単なゲームを作っています。
プログラミングに全く触れたことが主婦たぬきですが、どうにか完成してきました!
これが完成したら、次はラズパイとつなげて、ベッドメリー作る! pic.twitter.com/hYiW3quEbE— 自由研究Lab.(ぽんすけ) (@ziyukenkyu_lab) 2019年6月7日
のべ作業時間、5時間程度で完成!
ゲーム完成した!
(注意:最後に音が流れます) pic.twitter.com/KxU1hn2ywu— 自由研究Lab.(ぽんすけ) (@ziyukenkyu_lab) 2019年6月11日
「ネコ」プレイヤーと「お星さま」プレイヤーに分かれて戦う、対戦型ゲームです。
ネコが、紫色の網でお星さまを捕まえれば、ネコの勝ち、
お星さまが、赤い弾をネコに当てたら、お星さまの勝ち。
そんなゲームです。
本の通りに、プログラムを組んでいっただけですが、
達成感、半端ない!
ゲームってこんなにも簡単に作れるのか・・・と、
とっても感動したぽんすけです。
プログラミングを経験して感じた「プログラミング」で学べること
勉強しながらプログラミングでゲームを作って、あまりの簡単さに感動したぽんすけです。
でも、感動するだけでなく、
「意外と学べることが多いぞ!?」
とびっくりしたことがあります。
それでは、ぽんすけが感じた「プログラミングで学べること」をご紹介していきます!
1.人にモノを教えるスキルが身につく
そもそもプログラミングって、ざっくり説明すると、
「何か機械にしてほしい作業があるとき、その作業の手順を機械に教えてあげること」
なのですね。
たとえば、今回のゲームでは「お星さま」に「赤い弾を飛ばす」という作業をしてもらう必要があります。
なので、ぽんすけは「お星さま、赤い弾を飛ばして下さい」とお願いしたいのですが、
残念ながら、「お星さま」は何も知らない赤ちゃんです。
「赤い弾」って何?
「飛ばす」って何?
なーんにも、わからないのですね。
そこで、ぽんすけは「お星さま」に「赤い弾を飛ばす」作業をお願いするために、
「「赤い弾」というのは、この赤い丸だよ。」
「「飛ばす」っていうのは、赤い弾を毎秒1 mmごとに自分の向いている方向へ動かすってことだよ。」
と、「お星さま」にもわかるように、細かく噛み砕いて教えてあげます。
プログラミングってこんな作業です。
そこで、ぽんすけ気づきます。
これって・・・
会社での新人教育と同じじゃないですか?
何も知らない新人さんに、自社の作業を教えるって、多くの会社勤めの方が経験されることだと思います。
何も知らない新人さんに作業を教えるときは、
その一連の作業の中身が、
「どういう理由でやるのか」「どういう手順でやるのか」を分解して、教える必要があると思います。
これって、実は、難しい!
しかし、プログラミングをやってみると、自然と「分解して考える」ということが鍛えられるのです。
プログラミングを経験すると、人にモノを教えるスキルがアップします!
2.上司の「この問題なんとかして」に対応できるようになる
上司から呼び出されて「この問題、なんとかして」と言われるほど困ったことはないと思います。
しかし、プログラミングで鍛えられる「分解して考える」というスキルは、ここでも役立ちます。
何か「問題」があったときに「分解」して考えられるようになっていれば、
その「問題」が起こっている「原因」を想像できるようになるのです!
「原因」が想像できれば、あとは上司と相談したり、手を動かすだけです。
プログラミングは、
上司の「この問題、なんとかして」に対して、
自分からどうすればいいかを考える、とても良い練習になるなーと感じました。
3.課題を解決する方法は、1つだけではないと経験できる
学校の科目教科は、多くの場合、必ず「正解」が設定されていると思います。
(学校のテストとか顕著ですよね)
しかし、「プログラミング」は、あくまで、
「何か機械にしてほしい作業があるとき、その作業の手順を機械に教えてあげること」
なので、どんな手順でもよいから、「してほしいこと」を達成できれば良いのです。
プログラミングを実際にやってみるとわかるのですが、プログラミングの仕方って「正解」がないんです。
「ゲームを作る」という作業に対しても、いろいろなプログラミングの仕方があります。
実はぽんすけ。
「正解がない」=「課題を解決する方法が1つだけでない」という感覚は、社会に出てからも重要ではないかと思っています。
多分、数十年くらい前の仕事は、決められた作業を覚えて、その通りにやっていれば良いというものが多かったと思います。
しかし、最近の仕事は、「課題はわかっている」けれど、「解決する方法がわからない!」という仕事が増えてきているように感じるのです。
「課題を解決する方法が1つだけしかない」という感覚だと、非常に狭い視野になって、思うように仕事が進まないようになります。
だからこそ、
「課題を解決する方法がたくさんある!」という経験ができることは、社会に出る上で、とっても役に立つんじゃないかなと感じました。
4.プログラミングができるようになると、面倒なことをサボれる!
・・・もし、学校の先生にこの記事を読まれたら怒られてしまうかもしれません。
ですが、あえて言います。
例えば、夏休みの宿題に計算問題が100問出たとしましょう。
100問、実際に解いて、解答を書くのはめっちゃ大変です。
ですが、もし、こんなことができたらどうでしょう?
スマホで、問題を撮影する。
パソコンに取り込んで、スイッチ、オン!
計算結果が、全部表示される。
神です。
夏休みをめいっぱい遊べます。
プログラミングは、こんなこともできてしまうのです。
このスキルは、パソコンを使った単純作業の仕事にも役立ちます。
たとえば、紙に書かれた名簿を、エクセルに直せという単純作業。
名簿数は1000!
手で打つとなると、げんなりしますが・・・
ボタン一つで、作業が終わったらどうでしょう?
面倒なことは機械にお任せ!
自分は好きなことをやるぜ!!
そんな願いをかなえてくれるのが、プログラミングです。
まとめ「プログラミング教育」は就職後に必要なスキルを身に着けられる!
【まとめ】プログラミングで学べること
☑ 人にモノを教えるスキルが身につく
☑ 上司の「この問題なんとかして」に対応できるようになる
☑ 課題を解決する方法は、1つだけではないと経験できる
☑ プログラミングができるようになると、面倒なことをサボれる!
「なんでプログラミング教育は必要なの?」いかがでしたでしょうか?
テストがある学校の科目と違って、
プログラミング教育は、はっきりと目で見える成果がでる教育ではないと思います。
しかし、
息子を含め、
子供たちが、将来社会で生きていくために必要なスキルを身に着けられる「すごい教育」だなーと感じました。
興味がありましたら、ぜひ、プログラミングに触れてみてください!!
おあとがよろしいようで。
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=参考文献=
親子で学ぶ プログラミング超入門 ~Scratchでゲームを作ろう!
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