かりめーら!ぽんすけです。
お読みいただきありがとうございます。
「公園で自然にできる葉脈標本(スケルトンリーフ)を観察しよう!」でもお話ししましたが、冬の公園で葉脈標本を手に入れました!
せっかくだから葉脈標本をかわいくアレンジしよう!と思い立ち、
100円均一でも手に入る「レジン」という特殊な樹脂で加工してみることにしました。
実際に作ってみたら、こんな感じ!
自宅や100円均一にあるもので、カラフルにアレンジすることができました。
この記事では、葉脈標本(スケルトンリーフ)をレジンで加工する方法をご紹介します!
※この記事では、苛性ソーダや重曹を使った「葉脈標本の作り方」はご紹介しておりません。
葉脈標本は、公園で自然にできたものを使用しております。
公園で葉脈標本を見つけてくる方法は「公園で自然にできる葉脈標本(スケルトンリーフ)を観察しよう!」をチェックしてください。
※この記事は「レジンを使ったことの無い超初心者」が「気軽に楽しくレジン加工する」方法をご紹介しています。
「美しく葉脈標本をレジン加工する」方法をお探しの方にはご期待に添えない記事になっております。あらかじめご了承ください。
用意するもの
1)葉脈標本
公園から拾ってきてください。
詳しくは「公園で自然にできる葉脈標本(スケルトンリーフ)を観察しよう!」参照。
完全に乾いた葉脈標本だと加工が難しいです。拾ってきたら、すぐに加工を始めましょう。
すぐに加工しない場合は、写真のように一時的に水に漬けておいてもOK。
ただし、数日にわたって放置すると、葉脈がもろくなります。
加工はお早めに。
2)レジン液
100円均一のダイソーで購入。
7 cm程度の葉に対して、1本弱使います。
3)つまようじ
レジンを葉っぱに塗るときに使います。
4)開いた牛乳パック
レジン塗ったり、葉っぱを漂白するときに使います。
漂白剤を使っても大丈夫な素材なら、なんでもOK!
5)キッチン泡ハイター
葉脈標本の漂白に使います。
ご存知の方も多いですが、使用時に「酸性のもの(お酢など)」と混ざらないように十分注意をしてください!
6)エプロン・手袋(できれば使い捨て手袋)
レジンは皮膚に付着すると、アレルギーを起こす可能性があります!
直接触れないように、エプロンや手袋を使いましょう。
7)絵の具&筆
ご自宅にあるものでOK。今回使ったのは、100均の固形絵の具(水性)。
8)クリアファイル
無色透明で、捨ててもよいものをご用意ください。
レジンを太陽光で固めるときに使います。
9)無水エタノール(なければ、除菌ジェル)
レジンをこぼしちゃったときにふき取る用。
もちろん、専用のレジンふき取り薬でもOKです!
除菌ジェルを使う場合は、裏面を見て主成分がエタノールであることを確認してください。
10)キッチンペーパー
11)はさみ
12)(お持ちならば)ブラックライト
今回の記事では、ご家庭で手軽に行うため、レジンを固めるのに太陽光を使っています。
レジンやネイルアート用のブラックライトをお持ちの方は、そちらを使ってレジンを固めた方が簡単です。
葉脈標本をレジン加工する方法
1)ハイターで脱色する
濡れた葉脈標本をキッチンペーパーに乗せて、軽く水気をとります。
拾ってきた葉脈標本を牛乳パックに置いて、泡をまんべんなくかけます。
しばらく放置して、葉っぱを見てクリーム色~白色になっていればOK
茶色い部分がある場合は、もう少し時間をおく or ハイターを1プッシュ追加してください。
脱色された葉っぱを優しく流水で洗ってください。
水をケチらず、よく流しましょう!
少し乾かすとこんな感じになります。骨みたい!
2)水彩絵の具で着色する
牛乳パックの上に葉っぱを広げます。
絵の具をとった筆で、トントンと叩くように葉に色を付けていってください。
(筆を叩かずに滑らせると、葉脈がちぎれてしまうので、必ず叩いてください)
キッチンペーパーで余分な絵の具を取り除きます
3)レジンを塗る
つまようじを使って、レジン液を葉脈標本に乗せていきます。
このとき、 レジンは厚めに塗っていきましょう。厚さ1 mmぐらい!
(写真撮り忘れた!)
4)太陽の光でレジンを固める
太陽が高いうちに、牛乳パックを持って、3分間、日に当ててください。
ぽんすけは、ベランダで牛乳パックをささげ持っていました。
はたから見たら不審者!
でも、自分の家の敷地内だから気にしない!!!
3分経つと、すこーし、レジンが固まります。
葉脈標本がついた牛乳パックごと、クリアファイルに挟んでください。
動かないように、洗濯ばさみで止めましょう。
これを、外に干します!
干す時間は、使っているレジン液や、季節、お住まいの地域により異なります。
この記事では3時間干しました。
葉脈標本の隅をつまようじでつついてみて、べたつきがなければOKです!
※注釈:もし、ブラックライトをお持ちの方は、そちらでレジンを固めちゃってください。固め方は、普段のレジンの固め方でOK!
5)仕上げ
つまようじを使って、固まった葉脈標本を取り外します。
葉脈の形にあわせて、余分なレジンをはさみで切り落としてください
完成です!!!
キラキラとしていてキレイ!!
葉脈もキレイに浮かび上がって、おしゃれ感も抜群です。
レジン加工としては、気泡が入っているのはNGらしいのですが、
今回の場合は、不思議な水の中に閉じ込められた葉っぱのようで、ちょっと幻想的な仕上がりになりました。
レジン加工に初挑戦!でも大満足のものを作ることができました☆
まとめ
「葉脈標本をレジンで可愛くアレンジ!」いかがでしたでしょうか?
「せっかく公園で拾ってきた葉脈標本。このまま枯らせてしまうのはもったいない。」と思って、レジン加工をしてみたのですが、想像以上に楽しかったです!
ながら作業でも気楽にできるので、ぜひおうちで試してみてくださいね。
余談「3歳児は、自然の葉っぱの方がお好き」
3歳の息子に出来上がったカラフルな葉脈標本を見せてみました。
ぶきっちょなりにがんばって作った母としては、
「かわいいねー」
くらいのお世辞を期待していたのですが・・・
ぽんすけ「ねぇねぇ、この葉っぱどう?」
息子「かわいくない。変。」
といって、即座に返却されました。
さらに追い打ちをかけるように、
息子「公園の葉っぱの方が、かわいい。」
と、一言残してそっぽを向き、おもちゃの車で遊びはじめます。
しょんぼりした母は帰宅した旦那を捕まえて、「この葉っぱイイね」と(無理やり)言わせたのでした・・・
3歳の息子にとっては、変に加工したものよりも、自然なものの方が魅力的なようです。
母と子で「イイ!」と思うものが違うということに、息子の成長を感じつつ、
ちょっぴり寂しかったぽんすけなのでした。
おあとがよろしいようで。