こんな人にオススメ▼
・石鹸を自由研究のテーマにしたい小学校高学年~中学生
・自由研究に時間をかけられない方
ぽんぽこぽん!サイエンス・コミュニケーターのぽんすけです。
お読みいただきありがとうございます。
本日の記事は、自由研究の定番の宝石せっけんを簡単に作れる、学研の自由研究キット「きらきら宝石せっけん」レビュー!
まずは、結論。
実際に使ってみて感じたことは・・・
実際に使ってみて良かったこと▼
・このキットだけで、宝石石鹸に必要なものがすべてゲットできる。ネット検索なんていらない。
・調べてみたら、他の宝石石鹸つくりキットの中でコスパ最強(2021年7月調べ)。
・片付けがめっちゃ楽。
・あれ?意外と石鹸として優秀。つるすべになるぞ・・・
実際に使ってみて「もう一声ッ!」だったこと▼
・1つの石鹸が大きい&作れる石鹸量が多い。使いきれない
・泡立ちはイマイチ
です!
正直、石鹸として優秀だとは思いませんでした。
自由研究キットって「作ったら、あとはゴミ箱」というものがほとんど!
でも、このキットは、作った後も使うことができて、実用的なところが好印象でした。
では、さっそくレビューいきますね。
はじまりはじまり~☆
キットの中身紹介
まずは、中身紹介!
石鹸(250g)と色つけ用リキッド(4色)、ラメなどが入っています。
キットの中身を見て、ぽんすけが一番びっくりしたのが、付属のプチナイフ。
石鹸に色をつけるときに使う、かき混ぜ棒です。
まずは、ご覧ください。
か、かわいいだ、と・・・!?
ぽんすけが遊んできた自由研究キットや工作キットには、デザイン性がほとんどありませんでした。
このキットはかわいい系デザインで統一されています。
石鹸づくりに使う型だって・・・
ハートがあります・・・!!
他には宝石型(ダイヤモンド)や四つ葉のクローバー、ハイヒール型などなど。
自由研究キットとは思えない、衝撃的なデザイン性です。
「きらきら宝石せっけん」でせっけんを作ってみた
実際のせっけん作りを、ご紹介していきますね。
まずは、石鹸の量を測ります。
次は、電子レンジで20秒、チーン!
石鹸をとかします。
着色用のリキッドを投入!
よーくかき混ぜます。
ラメを投入。
型に流し込み、冷凍庫で30分固める!
あとは、取り出して、サランラップでラッピング。
出来上がりです!ひゃっふー!
作り方をまとめると・・・
・石鹸をレンジで20秒
・型に入れる
・冷蔵庫で30分固める
以上です。
めっちゃ簡単・・・!
「きらきら宝石せっけん」の素敵ポイント
石鹸づくりのキットの中でコスパ最強
様々なクラフト店で、「宝石石鹸作りキット」が販売されています。
でも、意外と高い!
着色料や型は「別売り」といったものも多く、500円のキットを買っても、必要なものを買っていくと・・・あら不思議、2000円超えてる?なんてこともあります。
しかし、こちらのキットでは・・・
・簡単に作れるように作り方をアレンジしている
・型が6種類+着色料+ラメが入っている
このキット一つで、宝石石鹸を楽しむために必要なものがすべてそろっています。
説明書も丁寧なので、ネットで作り方の検索をすることもいりません。
お値段も、時間も、コスパ最強。
「自由研究に時間とお金はかけられない・・・けど、宝石せっけんを作ってみたい!」
と言う方にオススメできる自由研究キットです。
片付けがめっちゃ楽
実験とか工作って、やってるときは楽しくても、片付けるときがめんどうじゃないですか?
謎の液体を使ったコップを洗ったり、使った道具洗ったり・・・
でも、このキットで使う道具は、使い切りで捨てられるものばかり。
唯一、洗うのはかき混ぜ棒だけです▼
しかも水洗いでOK。
自由研究キットとは思えないほど、片付けが楽です。
床にこぼしても掃除が楽
自由研究キット(特に実験のキット)を使うと、あるあるな困りごとがあります。
それは・・・
実験に使ってる液体をこぼした!です。
です。
実験って大抵、液体を入れたり入れ替えたりします。
普段の生活でそんなに液体取り扱わないよ!ってくらい、液体をつかいまくります。
まあ、そしたら、液体をこぼすなんてよくあるんです。
実は、ぽんすけもこのキットを使っている最中に、紙コップの中身を盛大にぶちまけました。
ばっしゃあああー!!です。
めちゃめちゃ焦ったのですが、ここで冷静になります。
こぼしたのは石鹸なのです。
もう一度いいます。
こぼしたのは液体せっけん。
つまり、今回の片づけは「液体せっけんを床で拭く」というただの床掃除。
問題なし!
使う素材は、石鹸と食用色素だけです。
肌についても安心。
床にぶちまけても安心。
液体こぼしても、掃除が、楽!!!
使ってたら、ささくれが落ち着いた(意外と実用的)
※あくまで、ぽんすけの感想です。個人の肌状況によって、ツッパリ感やつるすべ感が変わる可能性があります。
せっかくなので、2週間、手洗いに宝石石鹸をつかってみました。
最初の3日くらいは、普通の石鹸だなぁ、意外とつっぱらないなぁと感じていました。
1週間を過ぎたころにちょっとした変化。
あれ?ささくれが落ち着いた?
実は、ぽんすけは「万年ささくれ女子」。
肌が荒れやすく、親指に常にささくれがあります。
気づかず、むしって、うっかり出血するレベル。
そのささくれが、ちょっぴり落ち着きました。
そして、2週間後にはさらに落ち着きました。
え、マジ!?
と喜んだのですが、元研究者として、一度、冷静に考えてみます。
ここからは想像。
ぽんすけは、かなり敏感肌で、化粧品によってはすぐに湿疹やかゆみが出るタイプです。
今回ご紹介する宝石石鹸は、余分な成分が入っていません(石鹸の主成分になるグリセリンのみ)。
もしかしたら、今まで使っていた石鹸には苦手な成分が入っていて、それがなくなったからささくれが落ち着いたのかもしれません。
それでも、ささくれが減って、ネイルが映えるのはうれしい。
宝石せっけんが新たな気づきをもたらしてくれて、喜んだぽんすけでした。
お次は、きらきら宝石せっけんのビミョーだったところをお話していきますね!
「きらきら宝石せっけん」の「もう一声ッ」なところ
自由研究キット「きらきら宝石せっけん」の「もう一声ッ」だったところのお話。
・作れる量が多い
・泡立ちはイマイチ
です。
作れる量が多いから使いきれない
「きらきら宝石せっけん」キットには、大量の石鹸のもと(グリセリン)が入っています。
失敗しても安心。
たくさんつれる!!
となるのですが・・・
そんなにたくさん石鹸作っても、使いきれません。
しかも!
キットの型の1つ1つが大きくて、石鹸1つを使い切るのに、2週間以上かかります。
・・・
使いきれんわ。
最終的には、在庫になってしまうのが、もったいない!
キットの石鹸は余ってもいいやーという人は問題なし!ですが、
全部使わないと、もったいないかも・・・という方は、何か利用方法を考える必要があります。
余った石鹸の利用方法▼
・食器用洗剤の代用にする
・アロマキャンドルにリメイクする
キラキラかわいいので、部屋のインテリアにしてしまうのも、あり!です。
泡立ちはイマイチ
固形石鹸あるあるなのですが、泡立ちはイマイチです。
学校にある黄色い石鹸(レモン石鹸)レベル。
市販の泡せっけんと比べると、泣きたくなるくらいに泡立ちません。
しっかり泡立たせるなら。泡立てネットが必須です。
ネットがあれば十分泡立ちます。
注意点「アロマオイルを使うときは容量を守って」
キットには「ご自宅にアロマオイルがある方は、ぜひ石鹸に入れてみてくださいね!」と書かれています。
我が家にもアロマオイルがあるので、入れてみました。
石鹸を使うたびに、いい匂いが広がって、ぜひぜひオススメしたいのですが・・・
ここで注意点。
アロマオイルで石鹸を作るときには、アロマオイルを入れる容量が決まっています。
絶対安心な容量は、
作った石鹸に対して、アロマオイル1滴!
今回のキットで作る石鹸なら、1滴で十分に素敵な香りが広がります。
ぜひ、アロマオイルを入れる量に気を付けてください。
まとめ
「きらきら宝石せっけんレビュー」いかがでしたでしょうか?
一言でこのキットをあらわすと・・・
石鹸づくりのスターターキットとして神です。
自由研究としてではなく、ちょっとした自宅遊びにも楽しい石鹸づくりキットでした。
おあとがよろしいようで。
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