ぽんぽこぽん!ぽんすけです。
お読みいただきありがとうございます。
みなさま、お子さん(低月齢)と一緒に遊ぶときって、何して遊んでいますか?
0歳までは赤ちゃんのお世話で手一杯だと思います。
しかし、子供が1歳間近になると、昼寝の時間もだんだんと短くなり、子供と遊ぶ時間が増えていきます。
かく言う我が家も、息子が1歳間近になると、日中に遊ぶ時間が増えました。
しかし、ここで、問題が発生します。
どんな遊びが息子に受けるのか全くわからないのです・・・!
特に、室内遊び!!!
晴れた日に公園に行くと、なんだかいつも楽しそうです。
しかし、お外に行けないとなると、お手上げ!
室内遊びの定番、おままごとや、プラレールなどの遊びは、1歳児には早そうです。
牛乳パックや、空き箱を投げたり並べたりするのは楽しそうですが、すぐ飽きてしまいます。
その当時、母たるぽんすけが持っている「室内で息子に鉄板で受ける」技は・・・
「いないないばぁ」と「テレビを見せる」ぐらい!
貧弱です。
ひのきの棒レベル。
「このままでは嫌だ! 息子との遊びにレパートリーがほしい!」と奮起したぽんすけ。
行きつけの本屋で、ぽんすけのお困りを解決する「奇跡の書」を発見しました。
今日の記事は、ぽんすけ的に奇跡の書、
「0・1・2歳児の造形あそび」をご紹介します!
この本って何が掲載されているの?
0~2歳を対象に保育園で実践されている遊びがたくさん掲載されています。
お外遊びも掲載されていますが、ほとんどが室内での遊びです。
お絵描きや、ねんど遊びといった定番のものだけでなく、保育園独自の遊びも掲載されているのが魅力的です(詳しくは、後述します)。
この本のいいところ
家でできる遊びがいっぱい!
「造形あそび」と銘打たれているだけあって、遊びごとに、紙やペンなど準備するものがあります。
しかし、この本のいいところは、
準備するものは、ほぼすべて自宅で用意できる(もしくは100均で揃えられる)!
というところです。
子供のおもちゃって、気づくと無尽蔵に増えていってしまいます。
この本は、そこにストップをかけつつも、遊びの幅を広げてくれます。
「大人が子供に遊び方を教える方法」が書かれている
この本が、一般的な育児本より特に優れている!と感動したのは、
「大人が子供に遊び方を教える方法」がしっかり掲載されているところです。
この本は保育士さん向けに書かれているだけあって、
子供に、どういう風に遊びを提案すればよいか?(導入の仕方)が掲載されています。
これがすぐれもの!
いきなり、紙やペンを子供に渡しても、子供の脳内は「????」となってしまいます。
しかし、この導入に沿って子供に遊びを提案すれば、子供はスムーズに遊びに没入することができるのです。
更に、この本は「遊びへの導入の仕方」だけではなく、
子供が遊びに没入できるようにするための工夫が、いろいろなところに書かれています。
これ1冊で、「どうやって子供に遊び方を教えればいいか」がわかるようになっていて、とっても良かったです。
発達段階ごとに適した遊びが書かれている
低月齢の子供の発達って、個人差が大きかったりします。
1歳と一言で言っても、子供ごとにどんな遊びが適しているかは違うのです。
だから、「1歳でも楽しめる!」と書かれている遊びでも、
「うちの子には早かった!!」ということも・・・
この本には、そんなお困りを解決してくれるページがあります。
実際にご覧ください。例として、1歳児の発達段階のページ(一部)です。
写真のページは、保育園での年間計画を立てるときに使う「造形活動年間計画例」というページです。
一番上の段に、「子供の発達段階」の具体例が掲載されています。
写真の例では
3期(緑)「手指を盛んに使う遊びをする」「言葉に関心を持つ」
4期(青)「簡単な言葉でのやり取りができるようになる」「かたづけをしようとする」
といったことが書かれています。
それぞれの発達段階に適した遊びが、一番下の段に掲載されています。
この表を見れば、
自分の子供の発達段階に適した遊びを、すぐに見つけることができるのですね!
超すぐれものです。
この本の惜しい!ところ
全部の遊びが子供に大ウケするわけではない
当たり前かもしれませんが、掲載されているすべての遊びが子供に大ウケ!とはなりません。
子供によってウケたりウケなかったりします。
事実、息子が1歳のときにドはまりした遊びがあるのですが、
友達の同月齢の子供には全くウケませんでした。
しかし、本には50個近くの遊びが掲載されているので、
どれかはウケるのではないかと思います。
一冊ご自宅にあると、役立つこと必至!
掲載されている遊びの紹介「ビリビリ、むきむき・・・出てきたね!」
1歳のときに息子がドはまりした遊びを簡単にご紹介!
p152~p155に掲載されています。
用意するもの
おもちゃ(積み木など)
紙類(新聞紙、A4コピー用紙)
やり方
おもちゃを紙類で、簡単に包みます。
これを量産してください。最初は3つ程度でOK。
量産したものを、子供の前に置いて様子を見てください。
手に取っていじりだしたら、しめしめ!
そのまま子供を観察してみて、飽きてきたら、紙を子供と一緒に破いたり、むいたりしてください。
紙をむいたら、おもちゃが出てきて、子供はビックリ!
という遊びです。
やってみたらビビりの息子も楽しめた
我が家の息子はビビりだったので、最初は親と一緒にビリビリ、むきむきしていました。
しかし、数日もすれば、自分からビリビリ、むきむき。
中からおもちゃを取り出して、ニコっ!としたと思ったら、
最終的には、むき終わった紙をものすごく細かくし、笑顔で紙吹雪にしていました。
まとめ
子供だって、最初から遊び方を知っているわけではありません。
大人だって、最初から遊びの教え方を知っているわけではありません。
ぜひこの本を参考にして、親子で楽しい日々をすごしてみてください!
おあとがよろしいようで。
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