ぽんぽこぽん!サイエンス・コミュニケーターのぽんすけです。
お読みいただきありがとうございます。
この記事では、質問BOXからいただいたご質問に回答していきますね!
差出人:くらげくん。
質問内容▼
中学一年生です。
今回、アントシアニンを使った色素の実験を行ったのですが、その
一つ目・砂糖水、食塩水が本来紫色になるはずがピンクになってし
二つ目・中性洗剤で試したら全く色が付かなかった(水で薄めた水
使ったのはゆかりです。
実験でどこか間違えてしまったのでしょうか。
くらげくん。さんこんにちは!
実験が結果通りにならないと、頭を抱えますよね!
まず、1つ目の質問についてです。
ゆかりのパッケージの裏面に掲載されている原材料を見てください。
梅酢が入っていませんか?梅酢は酸性なため、ゆかりで作ったアントシアニン液が酸性に偏っていた可能性があります。
そのため、砂糖水のような中性の液体を調べても、ピンク色になったのではないでしょうか?
アントシアニン液を作るときは「紫いも粉」「紫キャベツ液」など、酸性の物質が入っていないもので作ってみてください。
※紫キャベツが手に入りにくいので、紫いも粉がオススメです。製菓用品店や、大型のセリアなどの100均に売っています。
参考▼
2つ目の質問「中性洗剤に垂らしても全く色がつかなかった」について。
もしかして、中性洗剤の液体に、ゆかり液を垂らしていませんか?
その場合、逆にしてください。
つまり、たくさんのゆかり液に、水で薄めた中性洗剤の液体を少量垂らしてください。
そうすれば、中性洗剤の性質を調べることができはずです。
さらに質問があったら、質問BOXでもう一度質問してくださいね。
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