ぽんぽこぽん!ぽんすけです。
お読みいただきありがとうございます。
学校の先生の友人とお買い物をしている、ある日のことです。
友人「赤ペンが欲しい!」
と言い出したので、一緒に文具店に行きました。
文具店に到着して、どんなペンを選ぶのかなーと様子を見ていると、
同じ種類の赤ペンを5本も買っています!
友人「ほら、テスト問題の丸付けすると、すぐ赤ペンってなくなるから。」
学校の先生をしている友人にとって、赤ペンは超!消耗品なようです。
友人「テストの返却って急がなくちゃいけないでしょ?」
「丸付けをしている間に、赤ペンがなくなると困るんだ。ストック作っとかないと。」
とのこと。
そこで、ふと思いました。
1本の赤ペンで、採点用の丸は、いくつかけるんだろう・・・?
そして思うのです。
これは、素敵な自由研究テーマでは!?
とういうことで、本日の記事は「1本の赤ペンで、採点の丸はいくつ書けるの?」!
学校の先生ウケがいいのでは?
という邪な気持ちを持ちつつ、友人が使っている赤ペンで実験してみました。
はじまりはじまり~☆
準備するもの
まずは、これがなくては始まらない。
赤ペン!(友人が使っているものを選択)
お次は、ノート!
この2つだけで、実験を進めていきます。
実験のやり方
さて、いよいよ実験なのですが・・・正直、ひたすら丸を書くのは大変!
ということで、実験のやり方を工夫してみます。
実験のやり方▼
① 赤ペンで10個の丸を書く「丸の線の長さの平均値を出す」
② ノートに、赤ペンでひたすら線を引く。
③ インクがなくなったら終了。線の長さを測る。
④ ③でわかった線の長さ ÷ ①の平均値 = 1本の赤ペンで書ける丸の個数!
では、実際にやっていきますね。
①赤ペンで10個の丸を書く「丸の線の長さの平均値を出す」
まずは、学校の先生に10個の丸を書いてもらいました。
めっちゃ、学校の先生っぽい○だ・・・っ!
それぞれの丸の長さをメジャーで測ります。
結果は・・・どどん!
丸の長さの平均値を計算してみます。
・・・
ちっちっちっちーん!
先生が赤ペンで丸を書く平均値は10cm!
②ノートに、赤ペンでひたすら線を引く
ひっっっったすら、線を書いていきます。
引きますよー。
1ページ全部引いてみます。
ぴーぴーぴー・・・
あとは、赤ペンのインクがなくなるまで線を引き続きます!!
ちなみに、1ページで6.75 m、ノート1冊で405mの線が引けます。
正直、何m引かなくてはならないか、わかりません。
も、もしや苦行になるのでは・・・?と一抹の不安を抱えます。
さて、ここで、重要な余談。
「TVチャンピオン」というテレビ番組で「ボールペンでどれだけ長く書けるか競争」をしたそうです。
参考URL:http://www.tv-tokyo.co.jp/tvchamp1/050324/p2.htm
最長記録は5470mだったとのこと。
この実験、早まったか・・・!?
とにかく赤ペンで線を引いてみた
引き続きひたすら線を引きます。
1日ノルマは最低2ページ。
どんどん線を引いていきますよー。
4日経過。283 m時点で、定規が真っ赤・・・!
ついでに、手も真っ赤!!
真っ赤になった手を見た2歳の息子に、
「お母さんおてて痛くないの??」
と心配されて、ほっこりしながら実験を続けてます。
実験時の気分は、まさしく、写経。
心は無。マインドフルネスです。
しかし、ここで心を乱す想定外の事態が発生するのです!
問題発生「困った!赤ペンのインクがかすれた」
赤ペンでひたすら線を引く毎日が続きます。
1週間ちょっと経過したある日、想定外の問題が発生!
何も言わず、こちらをご覧ください。
か、かすれた・・・!!
よく考えたら当たり前で、インク式のペンって、インクがなくなればかすれるのですね。
完全に失念しておりました。
しかも、ペンって、かすれてきたら捨てちゃいます。
よし、じゃあ、かすれたから実験を終わろう!と思ったぽんすけだったのですが・・・
一度、キャップをして、ペンを振ると再びインクが出てきます。
ど、どうすれば・・・!?
困り果てた、ぽんすけ。
でも、ここで一度冷静になります。
この実験のきっかけは、「赤ペンの消費が激しい!」と話していた学校の先生です。
実験のもととなる丸は、友人に「採点のときの丸を書いて」とお願いしました。
この自由研究のテーマは、
「1本の赤ペンで、学校の採点の丸はいくつ書けるの?」です。
これを踏まえて考えます。
はたして、学校の先生は、かすれた赤ペンで、生徒の丸付けをするだろうか・・・?
わざわざ、赤ペンを振ってまで、一つの赤ペンにこだわるだろうか・・・?
そこで、実験のきっかけとなった、友人に「かすれた赤ペンをわざわざ振ってまで使う?」と確認します。
友人曰く、
「面倒。こんなかすれたペンじゃ、丸付けないよ」
・・・
・・・・
ですよね!
と、いうことで、実験のやり方を変更しました。
実験のやり方【改】▼
1)赤ペンで10個の丸を書いてもらい、丸の線の長さの平均値を出す
2)ノートに、赤ペンでひたすら線を引く。
③ 赤ペンのインクがでなくなったら終了。線の長さを測る。
→赤ペンのインクがかすれたら終了。線の長さを測る。
④ ③でわかった線の長さ ÷ ①でわかった丸の線の長さ = 1本の赤ペンで書ける丸の個数!
ということで、改めて結果。
線の長さを測ります!
赤ペンがかすれるまでの長さを測る
学校の先生に、線を引いたノートを見てもらって、捨てるタイミングを聞きいてみました。
結果、↓のかすれ具合で捨てるとのこと。
ちなみ、直前のページはこちら↓
線の真ん中が、うっすらかすれたら捨てる・・・ような?
とりあえず、赤ペンを捨てるタイミングがわかったので、何m線を引いたか測ってみました。
結果。
479mでした!!!!!
※小数点以下、四捨五入
1本の赤ペンで書ける丸の数はいくつ?「約5000個」!
いよいよ、丸の数を計算します。
改めて、計算方法はこちら。
かすれるまでの線の長さ ÷ 丸の長さの平均値 =1本の赤ペンで書ける丸の個数!
つまり・・・
479 m ÷ 0.1 m(10 cm)
= 4790個!
ということで、
1本の赤ペンで書ける丸の数は4790個でした!
おわりに「学校の先生は1年間にディズニーランド3週分の丸付けをしている」
「1本の赤ペンで、採点の丸はいくつ書けるの?」いかがでしたでしょうか?
では、最後に大事な考察をさせていただきます。
学校の先生は1年間にどれくらい丸付けをしているのか?
今回は、ぽんすけが通っていた学校の「理科のテスト」をもとに計算してみます。
ぽんすけがいた学校は、1学年320人でした。
テストは1回につき、50問(1問2点。時間との勝負のテストでした)。
ざっと計算すると・・・年間で96000個の丸つけをしていることがわかります
長さに換算すると、東京ディズニーランド3周分!!
学校の先生は、毎年、東京ディズニーランド3週分の丸付けをしているのですね。
・・・
・・・
先生は、すごい!!!!!
おあとがよろしいようで。
オリジナル自由研究▼
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