ぽんぽこぽん!ぽんすけです。
お読みいただきありがとうございます。
今回のテーマは「家族で海水浴にいって、ついでに自由研究しちゃおう!」。
ビーチコーミングです。
・・・
・・・ってビーチコーミングって何?ってなりますよね。
聞きなれない単語ですが、海に行ったことがあるあなたなら、きっとやったことがあるハズ!
ビーチコーミングとは、浜辺に打ち上げられた漂着物をあつめること!
ものすごーくざっくりいうと、貝殻拾いです。
今回の記事では、そんなビーチコーミングを利用した自由研究を紹介していきます!
では、はじまりはじまり~☆
ビーチコーミングは個人利用の範囲でのみ行ってください。
・・・要するに大量に取っちゃダメ!
また、自治体によって貝殻やガラスを持ち帰るのがNGな場合があります。
「化石はOKだけど、サンゴの死骸はダメ」など自治体によっては決まりがあるので、気になる方はチェックしてくださいね。
ビーチコーミングでみつけられるもの
せっかくなので、実際に子供を連れてビーチコーミングしてきました!
みつけられたものをご紹介しますね。
巻貝や二枚貝だけではなく、貝の化石も発見!
形が残っているだけじゃなくて、スケルトンな感じな貝もあって超カッコイイ!!!
次は、拾ってきた漂着物たちで、自由研究な工作をしていきます。
ビーチコーミングの工作例
ビーチコーミングの工作をご紹介!
いろいろな貝を貼り付けてみて、スタンドにしてみました▼
※左から、大人・5歳児・2歳児の作品です。2歳児のゴテ盛やべえ。
100均で購入した板に、木工ボンドで貼り付けています。
貼り付けたあとは、24時間放置すればしっかりくっつきます。
種類ごとに分類してみると、博物館ぽくなり、一気に理科!!▼
合体すると、かなり立派な展示物に。見ごたえ抜群です▼
お次は、ビーチコーミングの自由研究テーマ例をご紹介していきますね!
ビーチコーミングの自由研究テーマ例
ビーチコーミングって、ただキレイで楽しいだけでなく、実は、理科の調べ学習にピッタリなんです。
せっかくなので、ビーチコーミングでできる自由研究のテーマ例をご紹介していきますね。
なんで貝殻に穴が開いてるの?(難易度:★☆☆)
ビーチコーミングをしていると、貝殻にまんまるな穴が開いていることがあります
明らかに人工的な感じの、まんまる。
これ、なんで穴が開いたんでしょうか?
・・・・
・・・答え!!
実はこれ・・・ツメタガイと呼ばれる巻貝が貝を食べるときに開ける穴なんです。
ツメタガイは歯のようなもので、ゴリゴリ貝の殻を削って、中身をちゅるんと食べちゃうんです。なかなか残酷。
食べられたあとの穴が貝殻にそのまま残って、海辺に打ち上げられちゃったんですね。
調べ学習にする方法
自由研究の調べ学習にするなら、ビーチコーミングで拾った穴の貝の写真と一緒に・・・
・ツメタガイってどんな生き物?
・どうやってツメタガイは貝を食べるの?
をまとめればバッチリ!
参考:平塚市博物館公式HP「二枚貝に開いた不思議な穴」(外部サイト)
貝殻ってどうやってできるの?(難易度:★★☆)
今までの写真でも分かったように、貝殻って本当にいろいろな形ですよね。
巻貝と二枚貝なんて、「本当にあなたたちって、同じ貝なの?」って言いたくなるくらい、全然違う形。
でも、どんな貝殻も同じ作り方だったりします。
貝殻は、貝自身から分泌される「炭酸カルシウム」が結晶化してできるんです。
調べ学習にする方法
自由研究の調べ学習にするなら、ビーチコーミングで拾った貝の写真に合わせて・・・
・貝殻ができる様子をイラストで図解
してみればバッチリ!
ちょっと文章が難しいのですが・・・貝殻のでき方は、東京大学総合研究博物館HP「貝の博物誌 2.貝殻の形の多様性」にかなり詳しく掲載されているので、チェックしてみてください。
※貝殻について更に発展的な内容にするなら、講談社公式HP「すべての貝の形は、同じ「法則」で作られているのをご存知か?」も参考にしてみてくださいね!
貝に限らなくても「なんで浜辺に真ん丸な石が多いの?」「なんで化石が浜辺に打ち上げられるの?」といったテーマがあります。
ぜひ調べ学習に活用してみてください。
余談「〇〇〇〇注意報」
最後にちょっとした余談。
今回のビーチコーミングは、2歳の娘にも協力してもらいました。
娘もキレイな石や貝殻を楽しく拾って、持ち帰ったんですね。
それで、工作をするために貝殻を水で洗おうとしたんです。
キッチンでじゃらじゃらっと貝を広げて、ごしごし洗っていたら・・・
貝が、動き出した。
衝撃展開です。おばけです。
・・・・ヤドカリでした。
https://twitter.com/ziyukenkyu_lab/status/1457254244793282561
こうして、我が家にペットが増えたのでした。
ビーチコーミングで貝を持ち帰るときは、ヤドカリにご注意を!
おあとがよろしいようで。