ぽんぽこぽん!ぽんすけです。
お読みいただきありがとうございます。
本日の記事は『「ロウソクの科学」の実験をやってみた!』シリーズ第1弾。
ロウソクの科学(角川文庫 / 26ページ)に掲載されている「毛細管現象」の実験をお話していきます。
実際の実験動画を紹介しつつ、簡単な解説もしていきますね。
ついでに、記事の最後に、ぽんすけの『しくじり話』も書いておきます。
もし実験をするときは、ぽんすけのようにならないでくださいねっ。
では、はじまりはじまり~☆
実験動画を紹介
まずは実験動画をどうぞ!▼
白いツリーが塩の山。
色水は、食塩水に絵の具を溶かしたものです。
色水が少しずつ塩の山を登っていくのがわかります。
この実験の解説は後でするとして・・・
まずはやり方からお話していきますね!
実験のやり方
準備するもの
・塩(家にあるものでOK・40g)
・水道水(100ml)
・小さいコップ(おちょこサイズ)
・皿(絵の具をつかっていい器ならなんでも)
・水彩絵の具
手順
1)最大限に塩が溶けた食塩水を作る
まずは、塩が最大限に溶けた食塩水(飽和水溶液)を作ります。
分量は・・・
自宅の水道水100gに対して、塩は40g。
しっかり混ぜて溶かしてください!
塩は溶け残りますが、そのままでOK。
2)作った食塩水に色をつける
1)で作った食塩水に色をつけていきます。
使うのは水彩絵の具!
何色を使っても大丈夫です。100均の安いものでも大丈夫。
ちなみに、ぽんすけは「ぺんてる エフ水彩」を使いました。▼
絵の具の分量は・・・適当!!
絵の具が溶けきっていればどんな量でもOKです。
3)塩の山を作る
塩の山を作っていきます。
なんでもいいので、小さなカップを用意してください。
プリンカップでもOKですが、もっと小さいカップの方が実験成功率が上がります。
(ぽんすけはおちょこを使いました)。
塩をカップに、すりきり入れていきます。
入れたら、ぎゅっぎゅ!
塩がカップいっぱいになるまで押し込んでください。
これを、皿に乗せればOK!(紙皿とかで大丈夫ですよっ)
4)皿に塩水を注ぐ
さあ、いよいよ実験!
塩の山に当たらないように、色のついた塩水を静かに注いでください。
色水が塩の山にたどりくと、どんどん色水がのぼっていきますよ!
実験の解説
では、実験の解説!
この実験では「毛細管現象」と呼ばれる現象を見ることができます。
「【ラブコメでわかる!『ロウソクの科学』」の解説では・・・
隙間のある物体に液体が吸われていく現象だよ。
とお話されています・・・が、
科学的に正確に言うと・・・「細い管を液体の中に立てると、管の中の液面が高くなったり低くなったりする現象」です。
今回作った塩の山には「すき間」があります。
このすき間が管の役割をしていて、すき間に液体が入っていくと液体が吸いあがっていくのですね。
※「毛細管現象」は意外と身近な現象で「クワガタが樹液を吸う」「注射器」などにも使われています。
気になる方は「【毛細管現象ってなに?具体例と実験・工作テーマをご紹介!」もチェックしてみてください。
実験しくじり集「崩れるツリー」
では、最後に「実験しくじり集」。
「ロウソクの科学」を読んで、とりあえずやってみた結果▼
・・・
NO!!!!!
見事に塩のツリーは倒れました。
ここで「山を大きくすれば!?」と思いついたぽんすけ。
塩の袋を半分使ってやってみました▼
わ れ た っ!!!!!
ここで、めげたぽんすけです。
プロの実験屋さん「ハシビロ先生」に連絡をします。
ぽんすけ「先生。やってみたのですが・・・うまくいきません」
ハシビロ先生「うーん・・・そんなに難しくないハズですが。」
ハシビロ先生「ちゃんと色水に食塩を溶かしましたか?」
ぽんすけ「あっ」
ぽんすけ「水でやってました。」
ハシビロ先生「・・・水でやったら、水に塩が溶けるよね。」
ハシビロ先生「塩水ができあがるだけだね。」
「一昨日きやがれ」という副音声が聞こえた瞬間です。
みなさん、水じゃなくて食塩水を使ってくださいね!!!!
おあとがよろしいようで。
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