ぼけるとふ!ぽんすけです。
お読みいただきありがとうございます!
子供ならみんな大好き、松ぼっくり!
小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では、手に取った経験があるのではないでしょうか?
松ぼっくりは、松の木に生える果実のようなものなのですが、
実は、松の木だけでなく、杉やヒノキの木にもできます。
今回ご紹介するのは、ヒノキの木にできる「ヒノキぼっくり」!
この「ヒノキぼっくり」は少し大きめの公園に行くとたくさん拾えるのです。
実際に拾ってみました。
ちっちゃくて、丸くてかわいい・・・!
あまりのかわいさに、創作意欲がガンガンくすぐられました。
ということで、今回の記事では「ヒノキぼっくり」のご紹介と、「ヒノキぼっくり」を使った工作を一挙大公開します!!
通年拾えることが多いので、夏休みの工作にもピッタリです☆
「ヒノキぼっくり」って何?
ヒノキを見てみると、葉の先についているように見える「ヒノキぼっくり」
何者なのでしょう?
お答えしましょう。
「ヒノキぼっくり」って、雌花(めばな)の一部なのです!
人間に女性と男性がいるように、ヒノキにも雌花(めばな)と雄花(おばな)があります。
そして雌花は、種のもと(胚珠)を持っていて、雄花は花粉を持っています。
この胚珠と花粉がくっつくと、ヒノキの種ができあがります。
そして、ここで大事な役割を果たすのが「ヒノキぼっくり」!
胚珠と花粉がくっつくと、雌花は種を守るように、だんだんと膨らんでいきます。
この膨らんだ部分が「ヒノキぼっくり」なのです。
そして、「ヒノキぼっくり」は、種が十分に育つと、種を「ぽとっ」と生み出すのです。
実際に、「ヒノキぼっくり」のすきまをのぞいてみると、ちっちゃい種を取り出すことができます。
「ヒノキぼっくり」は、種を守るゆりかごなのですね!
「ヒノキぼっくり」はどこで拾える?
ヒノキの木が生えていれば、どこでも拾えます。
1本のヒノキに、たくさんの「ヒノキぼっくりを」見つけることができます。
足元を見てみたら、たくさん落ちています。
ヒノキは、20 mを超える高さに成長する木なので、比較的大きな公園にあることが多いです。
行く予定の公園にヒノキの木があるかわからない場合は、公園のHPをチェックしてみてください。
公園に植わっている木の名前が掲載されている場合があります。
※注意※
公園によっては、「ヒノキぼっくり」をはじめ、ドングリや松ぼっくりなどを持ち帰ることを禁じている場所があります。
「ヒノキぼっくり」を拾うときは、拾う場所の許可を確認してから、拾うようにしてください。
「ヒノキぼっくり」を使った工作
せっかく拾った「ヒノキぼっくり」です。かわいく工作してアレンジしてみましょう!!
この記事では3種類の工作をご紹介します。
※注釈※
虫が苦手な方は、工作前に前処理をオススメします!
前処理の方法は、「どんぐりで遊ぶ前の虫処理(冷凍編)」を参考にしてみてください。
ドングリの虫の処理と同じ方法でOKです。
「ヒノキぼっくり」のブレスレット
「ヒノキぼっくり」をたこ糸で結んで、5 mm程度に切ったストローを通してみました。
ご自宅にビーズがある方は、ビーズを通せば、さらにかわいいブレスレットに大変身☆
「ヒノキぼっくり」のサマーリース
木工ボンドで「ヒノキぼっくり」をつなげました。
飾りは、100均に売られていたカスミソウのドライフラワーと貝殻です。
ちっちゃくてかわいいサマーリースを、簡単に作ることができます。
「ヒノキぼっくり」のハーバリウム
自宅にあった空き瓶でヒノキのハーバリウムを作ってみました!
「ヒノキぼっくり」はハーバリウム用のオイルより軽いので、貝殻に木工ボンドでくっつけてから沈めています。
おわりに「自由研究に困ったら、公園に行ってみよう!」
夏休みの自由研究って、すっごく悩みますよね。
でも、そんなときは公園に行ってみて、
「不思議なものはないかなー」と探してみてください。
毎日遊んでいる見慣れた公園にも、見たことのない不思議なものが落ちているかもしれません。
それこそ、素敵な自由研究の種になります!!
どうぞ、楽しい自由研究を・・・
おあとがよろしいようで。