ぽんぽこぽん!ぽんすけです
お読みいただきありがとうございます。
本日は「冬の桜で桜染めできるか調べてみた!」のつづき!
前回の記事では、冬の桜から染料をゲットしたところまでご紹介しました。
本日の記事では、実際に白いレースを桜染めしてみた結果をお話していきます。
では、はじまりはじまり~☆
濃染処理をする「豆乳買い忘れた!牛乳でやってみよう」
今回も「桜の枝を使って桜染めをしよう!方法と作品例」でご紹介した方法で、桜染めをしていきます。
まずは、濃染処理(染料を濃く色づけるための処理)をします!
ここで使うのは、豆乳です。
水で薄めた豆乳に、レースを沈めて処理するのです・・・が、
見事に買い忘れました・・・!
ということで、今回は代用品として、牛乳を使ってみました。
豆乳よりも、布が臭くなるらしいのですが、試しにやってみることにします。
牛乳を水で薄めて、レースをつっこみます。
最初は薄めた牛乳の上に浮いてしまった小さなレースですが、
少し箸で押してあげると、あっという間に沈みました。
しばらく放置して・・・しっかり絞って、室内干し!
3時間くら干しておくと、からっからに乾きました。
ためしに、クンクンしてみます。
・・・
・・・
・・・あれ?臭くない!?
「牛乳のいやーなにおいがするかな?」と思っていたのですが、全然においがしませんでした。
うーん、やっぱりやってみるもんですね!
媒染&布染めしてみた
お次は媒染(染料が布にくっつくようにすること)していきます。
鍋にお湯をわかし、焼きミョウバンさんを入れます。
そこへ、レースを投入!
10分コトコト。
その間におやつをモグモグ。おっとっとはおいしい。
10分経過したら、レースを軽く絞って・・・いよいよ染めていきます。
作った桜の染料&レースを鍋に投入!
・・・一瞬でレースは沈んで、行方不明になりました。
強めの弱火で、20分コトコト。
ここでも、ふわっと、桜の香りが部屋いっぱいに広がります。
染料がうっかり手についたのですが、手からも桜の香り。
めっちゃ、桜餅食べたい。
と、季節外れなことを思いつつ、ブログ記事を書いていたら、あっという間に20分。
ここから、2時間、鍋を放置します!
冬でも桜染めができた!
2時間放置して、引き上げたレースがこちら!
茶色っぽいというより、赤っぽい!
このあと、水でしっかりと洗うと・・・
ちゃんとピンクベージュに!!
下にある染色前の色に比べると、しっかり色が付きました。
冬の桜でも、桜染めができることがわかりました!
正直、期待していなかった分、大・感・動!
まとめ
「冬の桜で桜染めできるか調べてみた!」いかがでしたでしょうか?
冬の桜は、春の桜とは違ったおもむきの色になります。
ぜひ、四季の移ろいを草木染めで感じてみてはいかがでしょうか?
おあとがよろしいようで。
ゴーヤで失敗しました▼
里山の整備をしています。
桜が、大木の日陰になり
倒木しているのを見かけます
皮を剥ぎ取って
染まるかなあ?
作業は、冬です
うわみず桜の枝では
染まりますか?
プラムの枝はどうかしら?
自分でやってみろですかね!
愛犬日誌(コーギー)ハチコ様
コメントありがとうございます!
ご質問の件ですが、私も知らなかったので、調べてみました。
桜の皮でも染まるみたいですよ!▼
https://maitokomuro.com/naturaldye/sakura-dye/
冬の枝でも染まるのですが、倒れて時間が経った樹皮だと、発色が悪いかもしれません。
できるだけ倒れてすぐの樹皮で染めてみてくださいね。
不勉強でウワミズザクラを初めて知ったのですが、とてもかわいらしいお花で、素敵ですね。
こちらも調べてみたら、優しいオレンジ色に染まるようです。
https://ameblo.jp/ten-factory/entry-12532002746.html
プラムは、淡い黄色みたいです!
http://sakuraironoie.com/kusakizome/some-syokubutu-itiran/index.html
もしお時間があれば、ぜひご自身で染めてみてください。
私自身、桜=ピンクに染まるということは知識として知っていたのですが・・・実際に草木染めをしてみると、知識以上に五感に訴える、なんだかとても良い気持ちになりました。
里山の整備で自然をすぐ近くに感じている方には、ぜひともオススメです!
余談ですが、以前、里山の森林の調査をした経験があります。
森に入るだけでとても大変だったことを覚えています。
(調査後に、全身筋肉痛になりました笑)
里山の整備は大事な仕事であると同時に、体力・精神力いずれも使う大変なお仕事かと思います。
お体ご自愛して、里山整備を頑張ってください。