こんな人にオススメ▼
・画用紙で自由研究をまとめたい方
・具体的なレイアウトを知りたい方
ぽんぽこぽん!サイエンス・コミュニケーターのぽんすけです。
お読みいただきありがとうございます。
夏休みの宿題の中でも、自由研究ってけっこう困りますよね。
テーマはどうにか終わった!となっても、まとめまでなかなか手が回りません。
そこで、今回の記事では、生き物の観察のテーマを例に自由研究のまとめの中でも定番!「画用紙」を使ったまとめ方を、紹介していきます。
この記事を読むだけで
画用紙を使った自由研究のまとめ方の基本
を知ることができます。
また、今回ご紹介する方法は、「子供が主体的にまとめられる」ように設計してみました。
自由研究をまとめるときって、なるべく子供にやってもらいたいと思いつつ、ついつい手が出てしまいますよね。
そこで、この記事では、親子で協力してまとめられるような方法をご紹介しています。
では、はじまりはじまり~☆
準備するもの
まずは、準備するものをご紹介します。
画用紙でまとめるときに準備するもの▼
・画用紙
・画用紙を綴じる道具(ホチキス・カラーガムテープやマスキングテープ)
それそれを詳しくお話していきますね。
画用紙(サイズについて)
まずは、絶対に必要な画用紙のお話です。
自由研究をまとめるときに、画用紙サイズに悩みますよね。
もちろん、どんなサイズの画用紙を使っても良いのですが・・・
自由研究の定番の画用紙サイズは「八つ切り」です。
ただし、大きな絵や大量の写真を使いたい場合は「四つ切り」もオススメです。
100均や文房具店に行ってみて、実際の大きさをチェックしてから購入してみるのも〇。
画用紙を綴じる道具
次に必要なのは、画用紙を綴じる道具です。
画用紙を綴じる方法は3種類あります。
画用紙を綴じる方法▼
・穴をあけて、ひもやリングで止める
・ポケット付きクリアファイルに入れる
・ホッチキスで冊子状にする
今回の記事では、特別な道具が必要ない「ホッチキスで冊子状にする」方法をご紹介していきます。
ホッチキスで冊子状にするときに必要な道具は、
・ホッチキス
・カラーガムテープやマスキングテープ
です。(参考:カラーガムテープ)▼
お次は、実際のまとめ方を解説していきます。
おはなしの作り方
さっそく、「【自宅でできる】タンポポが綿毛になるまでを観察してみよう!」という「観察」を例にして※、画用紙を使ったテーマのまとめ方をご紹介します。
まずは、自由研究をまとめるときのおはなし構成(項目)を解説します。
画用紙で自由研究をまとめる定番の項目▼
1)表紙
2)(必要なら)観察したどうき
3)実際に観察をした様子
4)感想
5)(あれば)参考にしたもの
料理や実験の自由研究だと、おはなし構成が少し変わります。
参考:料理・実験の自由研究のおはなし構成▼
1)表紙(クラス・名前)
2)実験のどうき
3)実際に実験をやった様子
4)不思議に思ったこと・気づいたこと
5)参考にしたもの
詳しくは「シンプルに自由研究をスケッチブックにまとめる方法(実験・料理のテーマ)」をチェックしてみてください。
スケッチブックにまとめる方法の紹介ですが、画用紙でも同じようにまとめられます。
次は、実際のまとめ方をご紹介していきますね!
【写真付き】実際のまとめ方
表紙の作り方
画用紙の表紙に絶対に書くことは「自由研究テーマのタイトル」と「クラス・名前」です。
タイトル・クラス名前はわかりやすく大きく書いてください。
ぜひ、写真やイラストを使って表紙を飾ってくださいね。
どんな観察か伝わりやすいので、お友達や先生に読んでもらいやすくなります。
どうきの書き方
※学校から「アサガオの観察してください」みたいに、生き物が指定されていたら、この項目は飛ばしてください。
観察する生き物が指定されていない場合は、観察したどうきを書くと、より自由研究らしくなります。
今回の具体例では、観察するきっかけは「タンポポが綿毛になるのを見たことがなかったから」としてあります。
観察したどうきを具体的に書いてください。
例えば・・・
・おうちに生えていたから
・家で飼っていたから
・お花屋さんに行ったら、色がキレイで育ててみたいと思ったから
・食べ物を育ててみたかったから
・公園で虫取りしたら、捕まえたから
お子さんが感じた理由をそのまま書けばOK。
やり方の書き方
どんな風に観察したか「やり方」を書きます。
具体的には・・・
・生き物をどこで手に入れたのか?「拾ってきた?買ってきた?」
・どうやって育てたのか?「鉢植え?庭?水槽?」
・どれくらいの頻度で水やエサをあげたのか?
を書けばOK!もしあれば、写真もいれてくださいね。
観察をした様子の書き方
次は、観察した様子を書いていきます▼
書く項目は「日付」と「気づいたこと」です。
毎日観察しても良し。
2日おきに観察しても良し。
観察した分だけ、モリモリ書いちゃいましょう!
特に気づいたことがなければ、絵や写真だけでもOK。
気づいたことがあった日だけ、文章を書くのもアリ。
感想・参考にしたものの書き方
お次は観察して感じたことを書きます。
観察していて、「感動したこと」「びっくりしたこと」「おもしろかったこと」を書きます。
自分の気持ちを伝えることが苦手な子には、「初めて知ったことはなに?」と聞いてみてください。
きっと、子供の中から「面白かったこと」を見つけることができます。
また、意外と忘れがちなのが「参考にしたもの」。
「観察」をするにあたって、参考にしたものがあったら、ここに書いてください。
例えば・・・
・育て方がわからなかったから、本を調べたとき:本(サイト)の名前
・ youtubeの動画で見て「この生き物を飼ってみたい!」と思ったとき:サイトのURL
「参考にしたもの」を書くのは面倒!と思うかもしれません。
でも、実は、「表紙を作る」レベルで必須です。
ざっくりと理由をいうと・・・
「自分が頑張ったのはココ!とはっきりさせる」
「人のものをパクってない(転載してない)ことを証明する」
ということをアピールするのに必要となります。
自由研究コンクールに応募する場合は、必須となるので、低学年から書き慣れておくのがオススメ。
では、最後に、全体像「こんなのができあがるよ!」をまとめておきます。
仕上げ&具体例のまとめ「こんなのができあがるよ!」
ここまできたら、画用紙をホチキスで止めて、ガムテープでホチキスを隠せばOK。
お疲れ様でした!!
今までの手順をまとめると、こんな作品を作ることができます▼
参考になったらうれしいです!
おあとがよろしいようで。
レポート・模造紙・画用紙・アルバム・スケッチブックごとの自由研究のまとめ方の基本